わたくしごろーんが好きなドラマで、ぜひ視聴をおすすめしたいドラマ『イニョン王妃の男』の第2話のあらすじを書いてみました。
※ネタバレを含みます
あらすじ
弘文館には刺客とホン内官がいた。(※弘文館…王宮書庫)
ブンドがいない。
ホン内官はまだ宮殿のなかにいるはずだと言うが、刺客は目の前でブンドが消えてしまったのを見ているので困惑していた。
ホン内官は騒ぎの責任をブンドに負わせようと画策する。
ブンドはなんと2012年のソウルにいた。
「あの」
「教えていただきたい」
「はい?」
「私は死んだのか夢を見ているのか」
「え?」
「本当にそれが知りたいんですか?」
「本当に知りたいのです」
「今から答えますが怒らないでくださいね」
「あなたは死んでもないし夢も見ていません」
「ちょっと傷んでるだけ」
?
意味がわからずヒジンを見るブンド。
「いえ、そう見えるというだけです」
「本当に傷んでるわけじゃなくて」
「冗談のつもりで…」
「それくらい変な質問だったから…」
「本心ではないんです」
ドラマのスタッフに名前を呼ばれ、ヒジンは返事をする。
その短い間に、ブンドは目の前からいなくなっていた。
何もないがらんとした弘文館に戻ったブンドは自身に起こったことに考えを巡らせる。
ふと懐から黄色いお札のお守りを取り出す。
時 道 通 来 間 必 救 人
お守りに書いてある文字を声に出して読むと…
ブンドは棚から本が落ち散乱している弘文館にいた。
だれもいなかったが、刺客と戦った形跡があった。
自分の時代に戻ってきたのだ。
弘文館から出ると、ホン内官が謀反に違いない、と言ってブンドの捜索を命じていた。
ブンドは捕まらないように宮殿を出る。
ヒジンは家でマネージャーのスギョンとドラマのオーディションの合格を祝って乾杯をしていた。
♪♪♪ピンポーン♪♪♪
ヒジンの元恋人でドラマで共演するハン・ドンミンが訪ねてくる。
仁顕王妃役にヒジンが決まったことが気に入らないと文句を言い難癖をつけるドンミン。
しかしそれは口実で、ドンミンはヒジンに台本をわたして王と王妃のシーンを演技させ、関係をやり直したいと言って突然ヒジンにキスし、仁顕王妃役は合格だと言って帰っていく。
念入りにはみがきするヒジン。
ふと、撮影現場で会った男のことを思い出す。
俳優になりたかった人がなれなくておかしくなって昔の衣装を着て撮影現場にきていたんだ…!とヒジンは思った。
右議政ミン・アムは南人たちと、仁顕王妃の暗殺計画を阻止したブンドについて話し合っていた。
ブンドはいまだに見つかっていない。
書物を管理する役人であるブンドがたったひとりで大胆な行動に出たのか、粛宗の命令で遂行したのか…。
ミン・アムは粛宗が自分を消そうとしていると考える。
5年前、己巳換局のときに、ブンドの家族はブンド以外はみな殺されてしまった。
ミン・アムと南人たちは、ブンドも殺しておくべきだったと今になって思う。
そこに、刺客からブンドにつながる人物の情報がもたらされる。
ブンドはお寺で、お守りを見つめていた。
時間は未来に通じている その”はざま”が人を助ける
ブンドは和尚様にユンウォル(第1話に登場した妓生)からもらったお守りを見せて意味をたずねるが、妙な文だ、お守りを書いた和尚様は別のお寺に行っていて不在だと言った。
そのお守りがどうかしたのかをたずねられ、ブンドは珍しい体験をしたと答えた。
「死んだと思ったが死んでおらず、夢だと思ったが違いました」
「寝てもおらず意識がありました」
「うまく説明できません」
「珍しい物を見たせいか頭から離れません」
和尚様にそう言うと、別天地に行ったなんてうらやましい、仙女にも会ったのかと問われる。
「仙女?ハッハッハッハッハッハッ!」(´∀`)高笑い
「女性には会いましたがその姿は…仙女には程遠いです」
「違います、あれが仙女ならうらやむことではありません」
ヒジンの姿を思い出して、ブンドはそう答えた。
楽器を奏で、涙を流す妓生ユンウォルのもとに右議政ミン・アムがやってくる。
ミン・アムはユンウォルのなじみの客だった。
ミン・アムは弘文館の校理キム・ブンドを知っているかとユンウォルに尋ねるが、少し考えるようにしてから何度か会ったことがあると答える。
ユンウォルはキム・ブンドの妻の使用人だった、とミン・アムは自身が知らなかった事実を指摘する。
ブンドが助けにくるに違いないと考え、ユンウォルを連れていくよう指示する。
ユンウォルがミン・アムに捕えられたという知らせがブンドに届く。
ブンドがユンウォルに預けた手紙はミン・アムの手には渡っていないという。
ドラマの撮影現場にいるヒジン。
ライバルの張禧嬪役を演じるユン・ナジョンにあいさつするも意地悪な態度をとられる。
ヒジンはドンミンが演じる粛宗と、次にナジョンが演じる張禧嬪と、それぞれツーショットの写真撮影をする。
その際、ナジョンに、寝て起きたら主役になったの?なぜ合格できたのか聞かないと、などと強烈な嫌味を言われる。
『新張禧嬪』ドラマ制作発表会が宮殿で行われようとしていた。
ヒジンはドンミンにオーディションに口出ししたかどうかを聞くが、ドンミンはレベルに差はなかったから助言したと答える。
制作発表会前で緊張するヒジン。
ヒジンは、緊張をやわらげるために10分だけ外します、と言って会場を抜け出す。
自力で役を勝ち取っていないのではと気にもしていた。
木々に囲まれた道を歩いて深呼吸するヒジン。
突然風が吹く。
後ろを振り向いたヒジンは、突然現れた男を乗せた馬がヒジンに向かって駆けてくるのを目にする。
(゚ロ゚)!!??
悲鳴をあげしゃがみこむヒジン。
馬に乗って駆けてきた男は目の前に人がいるのに気づき、よけようとして落馬する。
「大丈夫か?」
馬に乗っていたのはブンドだった。ブンドはヒジンの顔をみて驚く。
そこに刺客が現れ、ブンドは刺客を殺す。
「これで二度目だ」
「夢ではなさそうだな」
「これ、血じゃないですよね?」
「今は撮影中なんでしょ」
「撮影中とはなんだ?」
「私を傷んでると言ったな」
「その意味を考えた」
「食べ物のように傷み、正常でなくなる」
「違うか?」
「ほかにどんな意味が?」
「なら誤解だ」
「私は正常だ」
「死んでもいない」
「それに夢でもないとするなら…」
「ここはどこだ?」
制作発表会が始まり、主演俳優が紹介される。
張禧嬪役、粛宗役と紹介され、仁顕王妃役の番になってもヒジンは現れなかった。
「この人は死んじゃったの?」
「本当に死んだの?」
「質問に答えてくれ」
「ここはどこだ?」
ヒジンは呆然としたままなにも答えられない。
また突然風が吹く。
すると死体やヒジンの服についた血が消えてしまった…!
「見たか?」
「私には納得できないことだが」
「この世ではよくあることなのか?」
「いいえ…」
と答えながら気を失い崩れおちるヒジンをブンドが抱きとめる。
感想
和尚様に仙女に会ったのかと聞かれたときのブンドw
ちょっとひどいと思ったけど、よくよく見たらヒジンその人というよりも、ヒジンの現代的な格好を思い出して仙女じゃないと言っている。ように思う。
おなかの大きい女性が血を流している様子が描写されていて、この女性がブンドの妻なんですよね。
だからブンドは妻だけじゃなくて子どももなくしている…
ヒジンが言った言葉を自分で理解するところとか、頭の良いブンドの様子が垣間見えますね~。